インストラクターに学ぶ意義

トレーニングを受ける意義や、そのメリットをご紹介します

ギタリストは皆、千差万別です

同じギター仲間とは言え、一人一人の身長、体格、腕や指の長さなどは全く異なります。特定のギタリストにとってはベストな奏法が、別の人にとって同じように適しているとは限りません。演奏の基本能力も様々です。潜在的にリズム感が良いが若干不器用な人、指の運動神経は優れているが音感には向上の余地がある人、感覚的に音楽をとらえることには長けているが理論的に理解することは少々苦手な人、などなど・・・

もちろん、目指す音楽のジャンルやプレイ・スタイルも、人によって指向が大きく分かれることもあります。ヘヴィなロックを目指す人、ブルージーでソウルフルなプレイに憧れる人、ジャズを極めたい人、など。音楽や演奏の価値観も、目指す目標も、各々が違っていて当然ではないかと考えています。


生徒さんの目標と向き合って音を出す

このように、一人一人が異なる指向や個性を持つギタリストの皆さんが、同一のカリキュラムや練習方法で効率よくスキルアップすることは難しいのではないかと考えます。目指すスタイルがロック、ファンク、ブルース、ソウル、フュージョン、ジャズ、ポップスなど多様なら、各々が目標とするジャンルのプレイに本当に必要なノウハウを、面と向き合って一緒に音を出しながらしっかりとマスターしてもらうことが、パーソナルなレッスンを受ける意義であり、上達への最短の道だと考えています。